「不器用」と「粘り強さ」
私の性格は、一言で言えば「不器用」だと思います。
学生時代は、友人が効率よく短時間でテスト勉強を終える一方で、私は時間をかけて学んだことをノートに書き写し、隅から隅まで読み込んでいました。古着屋のアルバイトでは、同期が次々と店頭に立つ中、私は知識不足でなかなか接客をさせてもらえませんでした。とても悔しかったことを覚えています。それから、通学時間や授業の合間の空き時間には、SNSや雑誌で古着のブランドやトレンドについて勉強していました。
このように不器用な私ですが、唯一胸を張れることがあります。それは「粘り強さ」です。時間がかかっても、上手くいかなくても、諦めずに挑戦し続ける。そうしているうちに、いつか結果がついてくる。これが、私の常でした。