インタビュー

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Kenta.A 2022年 新卒入社
社員インタビュー

同期下位の“不器用”な新人が、 歴代最年少支店長になるまで。

人物紹介

Kenta.A

2022年 新卒入社

入社後、コンサルティング営業職に従事。現在、浜松支店の支店長を務める。

「不器用」と「粘り強さ」

私の性格は、一言で言えば「不器用」だと思います。

学生時代は、友人が効率よく短時間でテスト勉強を終える一方で、私は時間をかけて学んだことをノートに書き写し、隅から隅まで読み込んでいました。古着屋のアルバイトでは、同期が次々と店頭に立つ中、私は知識不足でなかなか接客をさせてもらえませんでした。とても悔しかったことを覚えています。それから、通学時間や授業の合間の空き時間には、SNSや雑誌で古着のブランドやトレンドについて勉強していました。

このように不器用な私ですが、唯一胸を張れることがあります。それは「粘り強さ」です。時間がかかっても、上手くいかなくても、諦めずに挑戦し続ける。そうしているうちに、いつか結果がついてくる。これが、私の常でした。

同期下位からのスタート…。それでも信じてくれた上司の存在。

レイスグループ入社後も、私の「不器用さ」は相変わらずでした。入社後最初の試験では、やはり下から数えた方が早い順位でした。落胆する気持ちもありましたが、「絶対にここから巻き返すぞ」と自分を奮い立たせ、研鑽に励みました。

しかし…半年が経過しても私の状況はほとんど変わりませんでした。受注する同期も徐々に出始める中、私は事前テストで及第点すら獲得できず、顧客のもとに訪問すらできない。これほどまでに結果が出なかったことは初めてで、焦りや情けなさで次第に気持ちが暗くなっていきました。

そんなある日、上司が「話したいことがある」と私を呼び止めました。私にかけられた言葉は、思いもよらないものでした。
「焦ったり、周囲と比べて自分を卑下する必要はない。今は苦しいかもしれないが、毎日続けている研鑽を止めず、業界知識と営業の型を少しずつ、着実に習得していこう。いつかきっと成果に繋がるから。」

思わず涙が溢れました。結果が出ていなくても決して見捨てず、私の努力を認め、信じてくれる人がいる。後ろ向きになっている場合ではない。成果に繋げるために、今までより貪欲に、毎日欠かさず研鑽に取り組もう。そう決意を新たにした日から、私は研鑽の方法に工夫を加えました。業界地図や日経新聞から得た知識や、先輩の営業動画から学んだ内容をまとめ、先輩や支店メンバーに毎日共有しました。同期と食事に行って夜遅く帰宅した日も、落ち込むことがあった日も文字通り1日も欠かすことなく、これらを行いました。

自分の成長のためであることはもちろんですが、「応援してくれる上司や先輩のためにも、諦めるわけにはいかない。」という思いが、私を突き動かしていたように思います。

景色が変わった瞬間。努力が自信に変わるまで。

1年が過ぎた頃、少しずつ、確実に変化が現れ始めました。
経営者との会話では、業界用語や専門用語が多く用いられます。かつては呪文のように聞こえていたその言葉も、難なく理解できるようになっていました。それだけでなく、業界動向や市況なども踏まえ、淀みなく意見を交わせるようになっていたのです。

また、上司や先輩の商談を繰り返し視聴したことで、
「どのような会話をすれば、最初の5分で経営者から信頼を得ることができるのか」「どのような質問をすれば経営課題に関する情報を引き出せるのか」など営業に必要な会話術、振る舞いのイロハが自然と身についていました。

そして、社長との会話の中から、抱えている経営課題を探り、何を解決すべきかのソリューションを頭に浮かべながら提案することができるようになっていたのです。

「君の提案は面白いね」「ぜひ、うちの相談に乗ってほしい」経営者から直接、喜びや信頼の言葉をいただく機会が格段に増え、紹介を通じて新たな提案の機会も舞い込むようになりました。

一つ壁を越えるたびに、見える景色が変わっていく。努力が成果を生み、その成果が自信となって、さらに大きな挑戦へと駆り立てる。
「もっと成長したい」「もっと多くの経営者の力になりたい」その一心で、私はさらにこの仕事に没頭していきました。気づけば私の成績は同期の中で上位1%に達していました。さらに、困難にも決して諦めない姿勢を評価いただき、歴代最年少で支店長に抜擢されるという、入社当時には想像すらできなかった大役を拝命したのです。

支えられた経験を、支える力へ。新米支店長の挑戦。

最年少支店長。それは誇りであると同時に、新たな挑戦へのスタートでした。メンバーの成長に責任を持ち、チームとして大きな成果を目指す。責任も感じますが、皆で成果を出せたときの喜びはひとしおです。

もちろん、支店長として私はまだまだ道半ばです。自身の至らない点から目をそらさず、上司やメンバーの声に真摯に耳を傾けること、そして研鑽を続けること。この信念は、顧客の前に立てず悔し涙を流した、あの1年目の日から何一つ変わっていません。私がこの経験を通して確信していること、そして皆さんに伝えたいことがあります。それはたゆまぬ努力は、いつか必ず実を結ぶということ。そして、当社は、たとえすぐに成果が出なくても、懸命に努力する人を心から応援し続けるということです。

かつて私が先輩方に支えてもらったように、今度は私がメンバーの挑戦をサポートしていきたい。そう強く思っています。

Kenta.A

2022年 新卒入社

入社後、コンサルティング営業職に従事。現在、浜松支店の支店長を務める。

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